男性型脱毛(AGA)は前頭部、頭頂部が薄くなります。
毛のサイクルが変わることが原因で、遺伝的背景があります。毛のしっかり生える時期が短くなり、毛が生えない休止期の毛が増えてしまうのです。
つまり毛が軟毛となり薄毛となります。日本人は20代後半から30代での発症が多く40歳代で顕著になります。治療は早期から始めた方が効果的です。
①ミノキシジルの外用
②フィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)の内服
③HARG療法
④PRP療法
男性型脱毛(AGA)の治療①ミノキシジル外用
ミノキシジル外用は毛母細胞を刺激して、毛髪のヘアサイクルを正常化させます。毛髪の成長期が延長されると1本1本の毛が長く太く成長します。また、毛母細胞から作られる発毛因子の産生を促し、毛乳頭細胞そのものを増やす作用があります。
ミノキシジルは、日本皮膚科学会の脱毛症のガイドラインでも強く推奨されている成分になります。男性は、市販品が色々ありますが、当院採用のデュアルゲンは15%ミノキシジルが含まれています。濃いから効果が高い。1日1回でいい。ただし、ベタつきます。
その他の有効成分は
アゼライン酸:ミノキシジルとの相乗効果により、育毛のプロセスを加速。
レチノール:頭皮のコンディションが整い、ミノキシジルの浸透アップ。
カフェイン:毛包の縮小化を防止。
デュアルゲン11000円 2本セット20900円
外用と内服(②フィナステリド、デュタステリド)の併用はさらに効果的です。
男性の育毛(2)に続きます。