医学雑誌を読んでいて面白かったのでまとめます。
皮膚の老化の主は紫外線です、と外来で説明しています。
でも更年期のエストロゲンが減ってしまうことも影響します。
エストロゲンレベルが低下すると、皮膚は乾燥し、バリア機能も低下(以前投稿)、コラーゲンが作られにくくなり皮膚は薄くなり緩む。
閉経すると骨密度が低下して骨粗鬆症のリスクが上がると聞いたことがあると思いますが、これは顔面骨においても起こるのです(しわの影響に骨の変化が関係します)。
その他諸々脱毛など。(インスタ:更年期のヘルスケア2022年10月23日投稿)
ではどうしたらいいのか。
エストロゲンが減ってきたらホルモン補充療法がいいようですが、乳癌や子宮癌の危険因子との議論があるようで、詳しくは婦人科でご相談ください。
そうなると、簡単に摂れるサプリメントがエクオール。
ホルモン補充療法ほどの効果は無理ですが、エクエルなら信頼できるデータがあるからやっぱり摂っておいた良さそう(更年期の味方エクオール2022年10月24日)。
きちんと論文があるのは他のエクオールサプリではなく、エクエルのようです。
ということで、紫外線の防御に加え、更年期になったらエクエルを考えてみてください。
参考文献:美容皮膚科学BEAUTY#43 42-53更年期障害のケア植木理恵、69-76肌・スキンケア小柳衣吏子