赤ちゃんの洗い方
ポイントは3つ
- 泡で洗う・・・泡で出るタイプ、泡立てネットや泡立て器を使う
- 擦らない・・・ガーゼで擦るように洗うのはだめ。手の指を使って泡を馴染ませる。
- 流し残しがないようにする・・・怖がらす、シャワーを使ってサッと洗い流す
頭の洗い方
赤ちゃんは全身シャンプーで洗うことが多いと思いますが、頭皮に脂漏生皮膚炎ができてきたら赤ちゃん用の頭用のシャンプーを試してみてもいいかもしれません。
指の腹を使ってしっかり洗う。後頭部や耳の後ろも忘れずに。
洗い流すときは、赤ちゃんの頭から首の辺りを持ち上げてシャワーをかける。イメージは美容室で洗ってもらっている感じですね。多少お水が顔にかかっても大丈夫。
顔の洗い方
顔も指の腹を使ってくるくる泡で洗う。額、頬、顎は洗いやすいですが、Tゾーン、小鼻も忘れずに洗います。
泡を流すときは、ガーゼで擦るのはダメ。少しずつ手で水をすくって洗うのもいいですが、洗いにくいので頭から優しい水圧でシャワーで流す。サッと洗い流す方がいいです。耳は抑えなくても大丈夫。目も自然に閉じるから大丈夫。口は泣くと開いてしまうので、呼吸や口に入るのは気をつけながら。
顔の乳児湿疹の子では、朝からも顔を洗うことを勧めます。
また、食べ物や哺乳で口周りは汚れやすいので、洗い流す、または濡れたガーゼで洗い流す。これも擦らないことが大事です。
体の洗い方
首や皮膚が重なっているところ(手関節、足関節など)は汚れも溜まりやすいし洗いにくいので指を入れて洗う。
股
男子は陰嚢の後ろ、女の子は皮膚とヒダの間も洗います。
拭き方
タオルで包んで押さえるように拭く。ゴシゴシはだめ。
保湿
皮膚の走行に沿って。(お腹は横に伸ばす。手足も横に伸ばす。つまり縦にひろーく塗りやすい方に伸ばさないのです。)
ティシュがくっつくくらいの量を。
1日2回が基本ですが、間でスキンシップも兼ねて塗るのは効果的です。